新電力への切り替え手順|停電しない?工事は?

公開:2026年9月20日

新電力への切り替え手順の解説記事の表紙

電気の契約を別の会社に変えると聞くと、「停電しないか」「工事が要るのか」「面倒ではないか」と心配になる方が多いと思います。

この記事でわかること

  • 切り替えで停電しない理由
  • 工事の有無
  • 必要な情報(検針票)
  • 解約金の確認
  • 切り替えにかかる期間

読むのにかかる時間:約4分 / 出典は記事の末尾に記載しています

読む前に、向き不向きだけ先に確かめることもできます。 電気代の削減効果は、もともとの電気代の大きさで決まります。合わない場合は、その旨をはっきり表示します。

結論から申し上げると、電気の品質は変わらず、停電もせず、たいていの場合は工事も要りません。 なぜそう言えるのかを、仕組みから説明します。

電気を届ける設備は、変わらないから

切り替えの手順 1 申し込む(検針票を手元に) 2 工事は不要(メーターの交換のみのことが多い) 3 切り替わるまで待つ 4 切替日に停電はしない
電気を届ける設備そのものは変わりません。

ここがいちばん大事な点です。電力の自由化で変えられるのは「電気を売る会社」であって、 「電気を届ける設備」は変わりません。

変わるもの

電気の小売会社(契約先・料金プラン・請求書の差出人)。誰から電気を買うか、という部分だけです。

変わらないもの

電柱・電線・変圧器・メーター、そして送配電を担う会社。これまでと同じ設備を通って、同じ電気が届きます。

これは私たちの見解ではなく、資源エネルギー庁が公式に説明している内容です。 同庁は「電力会社を変えると新たに電線を引かなければならないのか、自分だけ停電が多くなる恐れはないか」という質問に対し、次のように回答しています。

「今ある送配電網を使うので新たに電線を引くことにはなりません。 また、電気そのものの品質や信頼性(停電の可能性など)は、どの会社から電気を買っても同じです。」
(経済産業省 資源エネルギー庁「電力小売全面自由化 よくある質問」)

停電が起きたときに復旧するのも、これまでと同じ地域の送配電会社です。 切り替えたから停電しやすくなる、復旧が遅くなる、ということはありません。

切り替えの当日、停電するのか

原則として停電しません。契約の切り替えは書類上の手続きなので、電気を止める必要がないからです。 切り替わる日も、いつもどおり電気を使えます。

例外は、メーターの交換が必要な場合です。
従来型のメーターをお使いの場合、スマートメーターへの交換が必要になることがあります。 その作業のあいだ、数分から十数分ほど電気が止まることがあります。 作業の日程は事前に連絡が来ますので、止まると困る機器がある場合は、そのときにご相談ください。

工事は必要か、費用はかかるか

すでにスマートメーターが設置されていれば、工事は不要です。 この10年ほどで各地域の交換が進んでいるため、多くのお宅ではすでに設置されています。

手続きに必要なもの

申し込みに必要な情報は、検針票(電気ご使用量のお知らせ)に全部書いてあります。

  1. お客さま番号(契約している電力会社での番号)
  2. 供給地点特定番号(22桁の番号。建物ごとに決まっています)
  3. 現在の契約種別と契約容量(従量電灯B 40Aなど)
  4. 支払い方法の情報(クレジットカードや口座)

検針票の見方は電気の検針票の読み方でくわしく説明しています。

なお、いま契約している電力会社への解約手続きは、自分で行う必要はありません。 資源エネルギー庁も「現在契約している地域の電力会社への解約手続きは、消費者の同意に基づき、切り替え先の電力会社が手続きを行うことが可能」としています。

切り替わるまでの期間

資源エネルギー庁は、切り替えに要する標準的な期間を次のように示しています。

思っていたより短い、と感じられたかもしれません。 ただし具体的な切り替え日は個別の契約によりますので、申し込み後に切り替え先の電力会社にご確認ください。 その間も、これまでどおり電気は使えます。

申し込む前に確認しておきたいこと

切り替え自体は簡単ですが、いまの契約を抜けるときの条件は先に確認しておいてください。

とくに3番目は見落としやすい点です。オール電化向けの古いプランなどは、解約すると同じ条件では契約できないことがあります。

当サイトでご案内している場合

当サイトでご紹介している蓄電池は、市場連動型のプランへの切り替えが前提です。 このプランは、電気が余っている時間は単価が安く、足りない時間は高くなります。 安い時間に蓄電池へためて、高い時間にその電気を使うことで、電気を買う単価を下げる仕組みです。

切り替えの手続きはご案内しますので、ご自身で電力会社を探していただく必要はありません。 ただし市場価格が高騰した時期には電気代が上がることがあります。 この点は必ず知っておいていただきたいので、市場連動型プランの仕組みとリスクもあわせてご覧ください。

まとめ

手続きそのものは難しくありません。むしろ大事なのは、切り替えた先のプランが自分の使い方に合っているかです。 そこだけは、慎重にご判断ください。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「電力小売全面自由化 よくある質問」「電力会社の切り替え方法」。いずれも2026年9月に内容を確認しています。

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電気代の削減効果は、もともとの電気代の大きさで決まります。 合わない場合はその旨をはっきり表示します。個人情報の入力は不要です。

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3つの質問にお答えください。個人情報の入力は不要です。合わない場合は、その旨をはっきり表示します。

建物と電気の使い方を教えてください

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Q2. 建物の種類を教えてください

Q3. 停電への備えは必要ですか?

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